昨年春から、小澤青果様と五十嵐書店様が長年維持されてきた
子育て地蔵の清掃・備品補充作業を引継ぎましたが、
その中で頭を悩ましていた絵馬作成作業をゆたかカレッジ様が快く引き受けていただき、
先日、越坂部商店会長と一緒にゆたかカレッジ様に伺って参りました。
きっかけは昨年9月からコロナ禍で一時中断されていた地蔵尊の清掃作業を ゆたかカレッジ様が再開していただき、自然と先生・生徒さんとお会いする機会が増え、
一緒に清掃作業を行っている時に絵馬の作成が越坂部さんと私の2人では
数も多く大変との話をさせていただいたところ、
ゆたかカレッジ様では日頃生徒さんの就業訓練を行っており、
納品先がすぐ近所で地域の方のお役に立てる上、
生徒さんとしても自分たちが頑張って作った物が身近にあることで、
愛着や誇りを感じ、とてもやり甲斐のある仕事内容です!と快諾をいただき、
商店会の定例会で打合せを重ね、この度、正式にお願いをすることとなりました。
早稲田キャンパスで開始された物流実務の授業に越坂部会長と2人で伺ったところ、
先生方は絵馬スタンプの練習用紙など、とてもわかり易い資料をご用意されておりました。
そして授業が始まると、絵馬を描いてお願い事をされる方の気持ちを
生徒さん一人一人にとてもわかりやすく丁寧に説明し始めました。
また、実際に卒業生が現在働いている職場での類似の事例を取り上げて説明することで、
今日の内容が未来に生きて繋がってくる内容だと生徒さんに夢や希望を熱心に伝えられておりました。
ただ、優しく説明するだけでは無く、
スタンプを押すのに失敗してしまうと絵馬を破棄するしかなく、利益が出なくなってしまうこと。
押印に失敗する数が多いと仕事が頼まれなくなってしまい、それがこれからの後輩にも影響をしてしまうこと。
実際の絵馬にスタンプを押せるのは、練習用の紙にキレイに押せた方だけです。
と、一人一人が真面目に取り組むように厳しく指導もされ、
皆さんが真剣な表情になってから作業が始まりました。
慣れない作業の為、最初は皆さん思うように行かない様子でしたが、
上手く押せた生徒さんがコツを教え合ったり、励まし合ったりと、
とても楽しそうな雰囲気で練習作業を続けられておりました。
生徒さん方が真面目に楽しく一生懸命取り組んでいる姿勢を見て
とても感動をいたしましたので、広く展開させていただきます。
そして、もしこれから実際に納品された絵馬が
今までよりもほんの少しでも見劣りするようなことが仮にあったとしても、
温かい心で大目に見ていただければ幸いです。
【授業の様子】皆さん真剣に先生の話を聞いておりました。
【授業の様子】越坂部商店会長(左)も登壇してご挨拶いたしました。
【練習用紙】実際の絵馬のサイズに合わせた練習用紙を作成し、生徒さんに丁寧に説明されていました。
【練習の様子】皆さん楽しそうに、そして真剣にスタンプを押されていました。 【練習の様子】私よりもとても上手に押せている生徒さんもいらっしゃいました。完成が楽しみです。